普門館 [思うこと]

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11日は東京都吹奏楽コンクールへ行ってきました。
JR中野駅からバスで15分の距離にある普門館(ふもんかん)という5000人収容の大ホールです。
私はここに通い始めてほぼ10年になります。野球で言えば甲子園です。
全国の中学・高校生の吹奏楽部員がそれぞれの地区大会をくぐり抜けて10月22日23日に
ここで行われる全日本吹奏楽コンクールを目指してやってきます。

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被災地の楽器.jpg


今年は例年とは違い東日本大震災の被災地の写真を展示してあるコーナーと募金箱が
設置してありました。
楽器が大変な様子・・・娘は胸が痛い写真だと言ってました。本当にその通り
胸が熱くなりました。こうして今年も開催できる事はありがたい事と思います。


3年連続全国大会出場した学校は1年お休みがあります、今年は
また新たに復活の年だった出身中学は・・・・見事全国大会への
切符をいただけました。

おめでとうございます。君達の素晴らしい演奏をありがとう。

顧問やご指導の講師の先生方に感謝感謝。
そして見守ってくださるS先生に感謝感謝・・・きっと天国で
聴いていてくださっている事でしょう。

本番の演奏は12分間・・2階席で演奏を聴く私の緊張度はいつもMAXです。
(今年は自分の子供が舞台にいないだけ緊張度は低いかなと思いきや、、
いつもと同じでした。)
今年は初めて娘と2階席の隣に並んで聴きました。娘はいつも
舞台の上で演奏するか?卒業後は後輩の本番を手伝い楽器出しをしていて
裏の楽屋で搬出の待機をしていたのです。
このホールで舞台で演奏できることに感謝、演奏の最後の音が
終わる時・・音がホールに響き渡り、鳴り終わった瞬間に起こる拍手が湧き始めて・・涙。
そして静かに席を立ち小走りに階段をかけ降りると、プラカードを持った
吹連のスーツの方の後ろから楽器を抱えた生徒達が列をなして外の撮影場所に足早に
向います。その表情はいつも違いますが、緊張感を持ったままの子達が頬が少し紅潮して
いてとても誇らしげにみえます。
こうして経験を積んで、1年1年と子供達は成長していきます。
日々の練習はとてもきつくいろんな事がおこりミーティングを重ねて精神的にも
成長していきます。心をひとつにして演奏する事を学びます。3年間経って
最後の定期演奏会を終える頃は素晴らしく成長しています。


10月22日。また、応援しています。

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仲秋の名月・・まんまるな月を見ながら、、、、娘と一緒にS先生の墓参りに行ってまた
お話してこようと思いました。









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